「薄毛が治る前兆はある?」
「治る前兆が現れたときに気をつけることは?」
このような悩みや疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
薄毛が治る前兆として、抜け毛が減ってきたり、かさぶたが剥がれたりなどの症状が現れることがあります。しかし、生活習慣の乱れや、誤ったヘアケアをおこなっていると、せっかく治る前兆が現れても悪化してしまうかもしれません。
本記事では、薄毛が治る前兆の具体的な症状とあわせて、前兆が見られたときの注意点や、AGA治療はいつまで続けるべきか解説します。薄毛治療中の方は、ぜひ参考にしてください。
目次
薄毛が治る3つの前兆
薄毛が治る前兆では、以下3つの症状が起こることがあります。
- 抜け毛が減りボリュームがでてくる
- かさぶたが剥がれてくる
- 初期脱毛が起こる
抜け毛が減りボリュームがでてくる
髪の毛のサイクルが正常化すると、抜け毛が減少します。また、髪の毛の質でも変化が感じられるでしょう。薄毛の状態は髪の毛が細くなったり、パサついたりします。しかし、治療の効果が現れてくると、髪の毛の質が改善され、健康な状態に近づいていきます。
その結果、抜け毛が減少してボリュームが増え、薄毛が目立たなくなってくるでしょう。
かさぶたが剥がれてくる
治癒の過程で形成されるかさぶたは、1〜2週間ほどで自然に剥がれます。かさぶたが剥がれると頭皮に赤みが生じ、不安に思われるかもしれません。しかし、かさぶたが剥がれるのは治療薬が効いており、順調に回復している正常な反応です。
ただし、無理やりかさぶたを剥がすのは危険であり、以下のようなリスクがともないます。
- 細菌感染のを起こす可能性がある
- 跡が残りやすくなる
- 周りの健康的な頭皮も傷つけてしまう可能性がある
- 頭皮環境が悪化する
- 外用薬治療の妨げになる(頭皮に傷があると使用できないため)
かさぶたが早く剥がれたからといって薄毛の改善が早まるわけではありません。自然に剥がれるのを待ちましょう。
初期脱毛が起こる
薄毛治療によりヘアサイクルの休止期が短縮され、成長期への移行が早まります。その結果、新たな髪の毛が成長し始め、休止期で成長が止まっていた髪の毛が抜け落ちます。この症状を初期脱毛といいます。
治療から1〜2ヵ月後に起こりうる初期脱毛は、治療薬が効果的に作用している証拠です。初期脱毛により効いていない、薬が合っていないと勘違いする方もいるかもしれませんが、正常な反応なので問題ありません。
ただし、初期脱毛が治らなかったり、他に異常を感じたりした場合はすぐに医師へ相談して指示を仰ぎましょう。
薄毛が治る前兆が現れたときの5つの注意点
薄毛が治るサインが現れたということは、頭皮環境が改善され毛母細胞が活性化し始めています。さらなる改善を目指すためには、以下の5つに気をつけましょう。
紫外線に気をつける
紫外線は頭皮へのダメージが大きく、薄毛を促進します。特に薄毛が改善し始める頃は、頭皮や毛母細胞が敏感な状態なので、紫外線の影響を受けやすくなります。
外出する際は頭皮を紫外線から守るために帽子を被ったり、日傘を使用したりするなどの対策をしましょう。
生活習慣を見直す
生活習慣が乱れていると頭皮環境が悪化し、薄毛の原因になります。例えば、過度な飲酒や喫煙は頭皮や髪の毛に影響を与え、つむじ周辺の髪が薄くなることがあります。
他にも、適度な運動やバランスの取れた食事、十分な睡眠は体全体の健康を維持し、頭皮環境の健康を保つために重要です。薄毛改善を目指すために、規則正しい生活習慣を意識しましょう。
薄毛と生活習慣の関連性について下記の記事で詳しく解説しています。
ヘアケアに気をつける
誤ったヘアケアは頭皮へのダメージとなり薄毛の原因です。
- 1日に何回もシャンプーする
- 力を込めてゴシゴシ洗う
- 過剰なマッサージをおこなう
- 自己判断で医薬品を使う
- 髪に良いとされるサプリメントを過剰摂取する など
上記の例は、髪の毛や頭皮に良いと思われがちですが薄毛の原因になりうる誤ったヘアケアです。
頭皮は非常にデリケートなため、適切なヘアケアが大切です。薄毛を気にするあまり過剰なケアをしていることも考えられるので、一度見直してみるとよいかもしれません。
ストレスを溜め込まない
ストレスによって抜け毛が増えるのは、自律神経のバランスが崩れ交感神経が優位になることが原因です。自律神経が乱れると血流が悪くなり、頭皮に十分な栄養が届きません。
そのため、毛髪のサイクルが崩れて薄毛を引き起こします。さらに、ストレスによって眠りの質が落ちたり、睡眠不足になったりすることも薄毛につながります。
体を動かすことが好きならスポーツ、人と話して安心したいなら誰かに悩みをきいてもらうなど、自分とって心地よくリラックスできる方法を見つけることが大切です。日頃からストレスをうまく発散するとよいでしょう。
すぐに治療をやめず続ける
薄毛が治る前兆が見られたからといって、治療を中止してしまっては意味がありません。AGAは進行性の疾患です。治療をやめてしまうと再び薄毛が進行します。突然治療をやめるのではなく、生えてきた髪の毛を維持することが大切です。
減薬や薄毛治療を完了とするタイミングは自己判断せず、医師と相談して決める必要があります。
薄毛治療はいつまで続けないといけない?
薄毛治療により改善が見られても、いつまで治療を続けなければいけないのか疑問に思う方も多いでしょう。AGAは進行性の脱毛症です。完治や減薬のタイミングが難しく感じる場合があるため、詳しく解説します
AGA治療の完治には個人差がある
現在、AGAを完治させ再発を防ぐ治療は存在しません。そのため、人によって完治の定義は異なります。例えば、抜け落ちた髪の毛が生え揃う、または抜け毛が減るなど完治の状態には個人差があります。
治療のゴールを明確にし、達成されたら完治と呼んでよいでしょう。
AGA治療は減薬できる
AGAの進行を抑える薬と、発毛効果のある薬を併用している場合は医師の判断で減薬が可能です。ある程度髪の毛が生えてきたら発毛効果のある薬を中止し、維持治療に移行します。
ただし、急に服用を中止すると再び薄毛が進行する恐れがあるため、医師の指導のもとで減薬することが大切です。また、治療を始めてすぐに効果が現れないからと、自己判断で服用を中止してはいけません。
効果を実感するためには3〜6ヵ月は必要です。薬が合わない、改善が見られない場合は医師に相談し、治療薬の変更を検討しましょう。
薄毛の原因
薄毛の主な原因は以下のとおりです。
- ストレスによる抜け毛
- 誤ったヘアケア
- 遺伝によるもの
- 不規則な生活習慣
- AGAの可能性
上記のようなさまざまな要素が絡み合って薄毛が引き起こされます。AGAの原因については下記の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
薄毛になる3つの前兆
薄毛の前兆が見られたら、症状を放置せずに適切な対策をとることが重要です。AGAは治療が遅れると効果を実感しにくくなります。薄毛の前に現れる前兆を解説します。
抜け毛が増える
抜け毛が増えたと感じた場合は、薄毛になる前兆の可能性が高いでしょう。人間の毛髪は毎日生え変わり、健康な状態でも1日に50〜100本程度の抜け毛がみられます。
しかし、それ以上の抜け毛がある場合や、抜け毛の量が急に増えたと感じる場合はAGAが原因かもしれません。朝起きて枕に抜け毛がついていたり、シャンプーやブラッシング後に抜け毛が多いと感じたりする場合は注意が必要です。
生え際が後退する
生え際の後退も薄毛の前兆の可能性が高いといえます。特におでこが広くなった、髪の分け目が広がったと感じる場合はAGAが進行しているかもしれません。生え際の後退はAGAの典型的な症状です。
AGAは徐々に進行し、自分自身では気付きにくい場合があるため、鏡を見たときには自分の髪の毛をチェックするとよいでしょう。早期発見、治療をおこなうことで薄毛の進行を遅らせられます。
ヘアセットがしづらくなる
髪の毛のセットがしづらくなったと感じる場合は薄毛の前兆かもしれません。AGAが進行すると髪の毛が細くなり、ボリュームが減少します。
細く弱々しい髪の毛が前頭部や頭頂部に増えてくると、髪の毛の立ち上がりが悪くなり思うようにセットできなくなります。髪型がきまらない、普段と同じヘアセットができないと感じたら注意が必要です。
AGAと他の脱毛症との違い
AGA(Androgenetic Alopecia)と他の脱毛症との違いを理解することは、正しい治療法を選択する上で大切です。そのためには専門医の診断を受け、症状や原因に応じて適切な対策を取りましょう。
以下では、AGAと他の一般的な脱毛症との主な違いについて説明します。
AGAの特徴
AGAは男性型脱毛症とも呼ばれ、特定の遺伝子に関連しています。男性ホルモンであるテストステロンが、特定の酵素によってジヒドロテストステロンに変換され、毛包を収縮させることが主な原因です。
典型的なAGAの症状は、頭頂部や前頭部の髪の毛が薄くなることです。
他の脱毛症
AGA以外の主な脱毛症は下記のとおりです。
- 円形脱毛症:円形のパッチ状の脱毛が特徴です。自己免疫疾患によって引き起こされ、頭部だけでなく体の他の部分にも影響を及ぼすことがあります。
- 脂漏性脱毛症:頭皮の油分が過剰に分泌され、フケやかゆみが生じるでしょう。皮脂の過剰な生産により、脱毛が進行します。
- 粃糠性(ひこうせい)脱毛症:頭皮に炎症が生じることで脱毛するのが特徴です。頭皮に炎症が生じると大量のフケが生じます。そのフケによって毛穴が閉ざされ、脱毛が増えると考えられています。
判断基準
AGAと他の脱毛症を区別するためには、専門医の診断が不可欠です。正確な診断を得るためには、患者の症状や家族歴、および必要に応じて血液検査や頭皮生検などがおこなわれます。
薄毛の原因を特定するために早期にAGAクリニックへ相談するとよいでしょう。
薄毛改善にはAGAクリニックでの早期治療が大切
薄毛の原因がAGAの場合は、クリニックでの早期治療が重要です。AGAは進行性の脱毛症なので、進行してしまうと元の状態に戻すことが困難になります。さらに、あまりに進行してしまった薄毛に対しては、治療薬の効果が及ばないリスクもあります。
早期治療をおこなうためにも、AGAが疑われたら、早めにAGAクリニックでの治療を検討しましょう。おすすめのAGAクリニックは下記の記事で詳しく紹介しています。
薄毛に関するよくある質問5選
ここでは、薄毛に関するよくある質問をまとめています。
まとめ:薄毛が治る前兆が現れても頭皮ケアや生活習慣に気をつけよう
今回は、薄毛が治る前兆の具体的な症状や、症状が現れたときの注意点などを紹介しました。薄毛が治る前兆には、以下のような症状があらわれることがあります。
- 抜け毛が減りボリュームがでてくる
- かさぶたが剥がれてくる
- 初期脱毛が起こる
薄毛が治る前兆が見られたら、現状を維持しながら治療を継続しなければいけません。生活習慣の見直しや適切なヘアケア、ストレスを溜め込まないことなどを意識しながら、さらなる改善を目指しましょう。